社長からみなさんへ
新聞社の情報が再評価される時代
私が神奈川新聞社へ入社したのは1985年です。
就職活動中、親世代の方から言われたのは「我々の時代は繊維、造船、鉄鋼などの業種が人気だったが、今は~」。1985年当時の人気業種は何だったか明確に覚えていませんが、現在とはかなり違うと思います。30数年後、皆さんは世の中で中心的な役割を果たしていると思います。その時、世の中がどうなっているのかを自分なりによく考えて想像して進路を考えて欲しいと思います。
1985年当時、携帯電話はSFの世界でスマートフォンは想像もできませんでした。新聞社はメディアの中心で輝いていました。その後、時代の変化は激しく今では多くの若い人から「新聞業に未来はない」と思われているかもしれません。しかし、ネット上には様々な情報があふれていますが、信頼できる情報提供者の中心には今も新聞社がいます。これは今後も変わらないと確信しています。コロナ禍の中、SNS上に多くのフェイクニュースが発信され大きな混乱が起こり、新聞社が発信する情報への信頼度が再評価されています。
神奈川新聞社は神奈川県唯一の地方新聞社として、今後もあらゆるチャンネルを使って県民から信頼される情報発信をしていきます。
時代は刻々と変化しています。我々と一緒に仕事をして、神奈川の時代の証言者になりませんか。皆さんからの熱い応募を歓迎します。
代表取締役社長
須藤 浩之