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ピアノ部門第1次予選&ユースピアノ部門第2次予選2021年4月22日

ピアノ部門のホールは静謐な中で行われる


皆さん、こんにちは。
4月に入り、毎週土日に「かなコン」が行われています。第1週目(3,4日)がヴァイオリンの第1次予選で、前回のブログでもお伝えしました。
今回は第2週目(10、11日)に行われたピアノ部門第1次予選と第3週目(17、18日)のユースピアノ部門第2次予選について言及します。

ピアノ部門には93人と、前回同様90人を超える方に参加いただきました。主催者としては進出比率を変えたくないのですが、第2次予選のタイムスケジュールのこともあって、33回以前の60人台の時と比べてどうしても進出比率が下がってしまうことになります。今回も20人が第2次予選に進んだので22%にとどまりました。ピアノ部門はユースピアノ部門よりも厳しい進出率です。
毎回、第1次予選はボーダーライン上に大勢固まっていて線引きが難航するのですが、今回は割と明確なラインが引けました。進出ラインのすぐ下には多くの方がいましたので、もう一段下げると第2次予選が結構な人数になってしまうため、酷な様ですが少なめの進出者になってしまいました。
それと大事なこととして規定時間は必ず守ってください。ピアノ部門の第1次予選は「4分以上11分以下」(曲間含む)となっています。規定時間に収めることは演奏内容以上に審査に影響します。「主催者が止めてくれるだろう」「内容が良ければ少しくらいオーバーしても問題ない」と勝手に判断してはいけません。規定を守って演奏することはコンクール参加者として当たり前のことです。ましてやこの部門はユースピアノ部門の人たちの手本になるべき人です。今回も両日、ユースピアノ部門の参加者が結構な人数来場していました。ユースピアノ部門の出身者や現役の大学生がどんな演奏をしているのか勉強のためにわざわざ休みの日に来ているのです。演奏内容ももちろんですが、ルールを守ることも下の者に示す大事な指標です。第2次予選も「15分以内」という時間制限を明示していますので、進出された皆さんには是非、その点に注意して悔いのない演奏を披露してください。

そして2日間3会場で行われたユースピアノ部門第2次予選では51人の方が5月2日の本選に進まれました。232人中の51人=22% となりました。
内訳は「幼児の部」9人(33%)、「小学校低学年の部」13人(24%)、「小学校中学年の部」10人(17%)、「小学校高学年の部」6人(18%)、「中学生の部」6人(20%)、「高校生の部」7人(26%)。*(  )は進出率
私は2会場を担当しましたが、1つの会場では「小学校低学年の部」が審査員の評価が高く進出者が多めに出ましたが、それでもあと1、2名出したい人がいました。「小学校低学年の部」の本選進出者13人のうち1年生が8人でした。普通は2年生の方が圧倒的に多く、「1年の差」が顕著に出る年代なのですが、今回は1年生が勝っていました。
そして両会場とも高校生が良かったです。本選で高校生が軒並み高評価だった第35回大会(2019年)の再現になるのでしょうか? 中学生の部にも高い評価を受けた人が複数いました。
「小学校中学年の部」は第1次予選では一番評価が高かったのですが、第2次予選は少し厳しい結果となりました。「小学校高学年の部」も同様でした。ある審査員が高学年や中学生を聴いた際に「中学年までは才能溢れるほど良かったのに、どうしてしまったんだろう?」と言っていたことが気にかかっています。

今週末(4月24、25日)はフルートの第1次予選を行い、これで全部門が全てスタートしたことになります。そして次はいよいよユースピアノ部門の本選です。ついに音楽堂に戻って来ます。4年の歳月は長かった。新型コロナがまた不穏な状況になっていますが、必ずできると信じています。本選に進まれた皆さん、5月2日に弾くことだけを考えて練習に臨んでください。(tsuka)


ユースピアノ部門本選では、古海行子さんの記念演奏会があります。