1. かながわ音楽コンクール
  2. スタッフブログ
  3. 交流の響きは貴重な演奏機会

交流の響きは貴重な演奏機会2021年9月15日

交流の響きの会場「ミューザ川崎シンフォニーホール」


皆さん、こんにちは。
日中はまだ汗ばむことはあっても、朝夕は凌ぎやすくなってきましたね。本格的な秋の到来ももうすぐです。
この時期には毎年、ミューザ川崎シンフォニーホールで「交流の響き」を開催しています。
神奈川でトップクラスの音響と施設を備えるミューザでの演奏は、「かなコン」関連ではこの1回だけの貴重な機会です。
出演者は神奈川新聞の様な地方新聞社が主催する音楽コンクールの入賞者です。「かなコン」では最上位の受賞者は神奈川フィルと共演する「トップコンサート」に出演するのですが、他の地方新聞社の入賞者にとってミューザ川崎で演奏できることは相当なモチベーションになると聞きました。
私もこの「交流の響き」にはトップコンサート出演者に準じるくらいの人に出演いただこうと思っているので、かなり上位入賞者の人を選んでいます。会場の希少性から考えるとトップコンサートよりも上かもしれません。
交流の響きは2004年から始まり、今回で17回目(2011年は東日本大震災により中止)となります。これまでの実績は以下のとおりです。
第1回(2004年)参加新聞社10社・神奈川代表=古川かりんさん(ピアノ)
第2回(2005年)参加新聞社10社・神奈川代表=中村薫さん(フルート)
第3回(2006年)参加新聞社10社・神奈川代表=城所素雅さん(ヴァイオリン)
第4回(2007年)参加新聞社12社・神奈川代表=鈴木茜さん(フルート)
第5回(2008年)参加新聞社12社・神奈川代表=林隼佑さん(ピアノ)
第6回(2009年)参加新聞社11社・神奈川代表=小林海都さん(ピアノ)
第7回(2010年)参加新聞社10社・神奈川代表=槇和馬さん(ピアノ)
第8回(2012年)参加新聞社13社・神奈川代表=篠山春菜さん(ヴァイオリン)
第9回(2013年)参加新聞社13社・神奈川代表=田久保萌夏さん(ピアノ)
第10回(2014年)参加新聞社14社・神奈川代表=本田琳太郎さん(ピアノ)
第11回(2015年)参加新聞社14社・神奈川代表=原田怜さん(ピアノ)
第12回(2016年)参加新聞社14社・神奈川代表=下野園ひな子さん(ヴァイオリン)
第13回(2017年)参加新聞社14社・神奈川代表=渡辺俊爾さん(ピアノ)
第14回(2018年)参加新聞社14社・神奈川代表=近森七海さん(ピアノ)
第15回(2019年)参加新聞社13社・神奈川代表=小島孝恵さん(ヴァイオリン)
第16回(2020年)参加新聞社11社・神奈川代表=橘和美優さん(ヴァイオリン)

そして今回・第17回目が参加新聞社9社で、神奈川代表が若生麻理奈さん(ヴァイオリン)と中村和輝さん(ピアノ)です。新型コロナウイルスの影響でコンクールが開催できない為に出演者を選べない新聞社も多く、中にはコンクール事業から撤退している社もあります。収益面に加え近年は大規模な自然災害に見舞われる地域が増えています。厳しい状況にありながらも8社からこの演奏会に派遣していただき、とても感謝しています。各社共通の問題を抱えているだけに何とか手を携えて新聞社の音楽事業を継続していける様に、そして交流の響きが少しでも貢献できる催事になって欲しいです。

そしてこれまで交流の響きに各地域代表で出演された人が「かなコン」に参加されています。今回ピアノ部門第1位に輝いた岩井亜咲さんは第11回の時に埼玉代表として交流の響きに出演されています。そのほかユースピアノ部門やピアノ部門、ヴァイオリン部門にもお名前が伺えます。各地域で活躍された後、東京の音楽大学などに入学されて「かなコン」にチャレンジされているのですが、とても嬉しいことです。このような人たちを介して、各地に神奈川の音楽文化をフィードバックできたらと個人的に思っています。(tsuka)


「交流の響き2020」の出演者


前回の神奈川代表・橘和美優さん